【好評発売中!】書籍『バイオミメティクスは、未来を変える』が12月に発売!!

2025-02-14

[2025.2.14追記]
2024年12月に初の書籍を発売しました。 高校生以上をターゲットに、わかりやすくおもしろく伝えることを考えて書きました。 また、研究社や技術者にとって実用的な内容も盛り込まれています。 バイオミメティクスや生物、モノづくりに興味がある人はぜひ手にとっていただけると嬉しいです。

・2025年2月13日 Amazon人気ギフトランキング 【生命科学】1位
・2024年12月20日 Amazon人気ギフトランキング 【バイオテクノロジー】2位

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――紹介文――
生物はイノベーションの宝庫! モノづくりのヒントを生物に学ぼう! 

渡り鳥の隊列飛行を参考にした航空機の燃料削減飛行、クモの糸やカの触覚を参考にしたマイク、センザンコウのウロコを参考にした医療用小型ロボット、ホッキョクグマの毛を参考にした暖かいセーター、粗い面でもひっつくコバンザメを参考にした水中用吸盤……。これらの技術はすべて、生物の仕組みをモノづくりに活かすバイオミメティクスという技術から生まれました。

人類は古くから、生物の形や構造、機能をヒントに様々なものづくりを行ってきました。 本書では、近年生まれた驚くような事例を紹介することで、 誰もが気軽にバイオミメティクスのおもしろい世界に触れられる新しい入門書として最適な一冊となっています。

紹介記事など

・じんぶん堂様の紹介ページはこちら
(朝日新聞社の本の情報サイト「好書好日」の中にある専門サイト)

・著者執筆の紹介記事@LabBRAINSはこちら


書籍目次

1章 わたしたちの生活を支えるバイオミメティクス

飛行機の表面がサメ肌になった
アリの“毛”で日光をはねかえし、温度上昇を防ぐ
ホッキョクグマは、交通安全、繊維、家電に貢献してる
サボテンから生まれる建築アイデア
カの触覚やクモの糸を参考にした、指向性マイク
センザンコウのウロコを参考にした医療用ロボット
高性能なアリによるロボットとアルゴリズム
ウツボカズラは虫をツルっと滑らせる
新鮮な野菜と果物を届けるための貯蔵技術
ロータス効果の新たな利用は建築で!
快適な移動はフナクイムシのおかげ
生物で発展する家電技術

2章 バイオミメティクスを見つけよう

生物のどこを見ればよいのか
なぜ生物がヒントになるのか
バイオミメティクスを考える方法は2つ
アイデアを発見しよう
1.解決策提案型アプローチ
2.課題解決型アプローチ
実験でバイオミメティクスを体験しよう
実験1 ハスの葉のはっ水を体験しよう
実験2 マツボックリの変形を観察しよう
アイデアの宝庫 博物館
博物館がバイオミメティクスを盛り上げる!
展示にアイデアは隠れている
生物をより精密にとらえる
生物の速い動きを捉えるハイスピードカメラ
生物の外と中をデータに残す、3D-CTスキャン

3章 未来の社会を創るバイオミメティクス

マツボックリの変形を参考にした自動換気システム
自分で土に埋まる種と人口種子キャリア
あらゆるものにひっつくコバンザメと吸盤の構造
オオオニバスの葉脈に学ぶ耐衝撃構造
葉の“霜対策”に学んだ着氷させない技術
渡り鳥の“く”の字が飛行機の省エネに!
生物の接着から生まれる医療用接着剤
ハチの巣作りを学んだドローンで新たな建築方法へ
深海に生息する「建築物」、カイロウドウケツ
生物の研究が“暮らしを変える

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